鉢あふれハウス
私の住んでいるところは、比較的古い町なので、年配の方が長く住んでいるおうちもたくさんある。
町を歩いていると他人の家の植栽やガーデニングが気になるのだが、まれに年季の入った家で、沢山の鉢が家の敷地から溢れている家家があり、最近はそういう家を”鉢あふれハウス”と勝手に呼んで、四季折々の花を楽しませて貰っている。
鉢あふれハウスは大体敷地ギリギリまで大小様々な鉢がぎっしり置かれていて、向かい側が空き地や駐車場だったりするとそこにも、多分鉢あふれ宅の人が置いたと思われるプランターが邪魔にならない程度にあったりで、既に公道にもあふれている場合が多い。
同じ植物を大量に育てていたり、バラバラだったり色々で、この季節は大概、文字通り緑にあふれている。
お年寄りは朝が早いのか、私が通勤で通りかかる時間には既に水がやられた後で滅多にご本人達にお目にかかれないのだが、先日偶然見かけた時には、堆肥系と思われる大きなビニール袋から手づかみで鉢に肥料を、大雑把に放り込んでいて、いかにも手馴れている雰囲気だった。
うちに一番近い鉢あふれハウス。今は百合が見頃です。こないだまではバラが咲いてました。
別の鉢あふれ宅では、二階の陽当たりの良い部屋がもう誰も使っていないのかカーテンが開きっぱなしで、窓際に多肉、サボテンがずらりと並んでいた。
ちなみにうちの近所の住宅地では、多肉の金のなる木が大人気で、すごい大木もあります。
鉢あふれハウスを探す散策もなかなか楽しいです。
奈良、斑鳩でも鉢あふれハウス発見。